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石の銀行 甦った石たち(施工実績)
石の銀行 自然を愛する行員
 
日時:09年8月29日(土)13時30分〜17時
講師:(有)ガーデンライフ・渋江 煕(shibue hiroshi)
場所:アリスカフェ駐車場・三田市志手原丸山945-1
〜御影石をもっと身近なところで使ってみよう〜
ということで「敷石実習体験」を開催しました。参加者はメモを取る、写真を撮るなど、真剣に取り組まれたワークショップでした。
ガーデンライフさんが、駐車場に造られている車止め兼歩道の敷石。この続きをワークショップ参加者で造っていきます。
敷石に使う御影石は、石の銀行・潮芦屋浜プロジェクトのもの。石の大きさや面のある石など、ここの敷石の条件に合う石が選ばれ、持ち込まれています。
【手順01】仕上がりの高さを決める
仕上りの天場のレベル(高さ)を決めて、基準になる水糸を張ります。※水(雨)をどこに逃がすかを考え、水勾配も考えておきます。
【手順02】土を掘る
仕上りのレベルから、石の大きさ(厚さ)と貼りしろを除いた部分まで、掘り下げる。※今回は地面がしっかりしているので、砕石は曳いていません。
【手順03】地面を固める
沈下防止のためプレートランマ−で基礎を固める。※一般の方の場合は、タコと呼ばれるキネのようなもので、地面を固めれば良い。
【手順04】セメントを練る
セメントと砂は、1:5ぐらいの割合で入れ、練りクワを使い、砂を練り箱の片側に寄せる感じで、セメントと砂がきれいに混ざるまで往復する。
【手順05】セメントを練る
セメントと砂がきれいに混ざれば、水を加えて練る。手順04でやったように、練り箱の片側に寄せる感じで。隅に残った砂もしっかり混ぜる。
【手順06】敷石の外側を決める
レベルの決まっている水糸を基準に、敷石の外側を先に並べる。外側の面が揃う事とレベル(高さ)が合う事に注意する。
内側は、でこぼこでも良い。
【手順07】レベルを合わす
下にひくモルタル(セメントと砂を混ぜたもの)の量を調整し敷石のひとつひとつのレベル(高さ)を合わす。水平器で天場(石の上面)の水平を確認。
【手順08】対向側に基準を決める
敷石の対向面に、基準となる石をおきます。水平器を使い、水平を決めるのですが、水勾配も忘れずに。
【手順09】基準となる石
基準となる石は、これから敷石全体の基準です。動かないようにモルタルにセメントを振り掛け、乾きを促進させます。
【手順10】石の形を選ぶ
石と石がきれいに沿うように、石の形を選び置いていきます。すき間部分が最後に目地となり、敷石の仕上がりの美しさを決めますので、石はしっかり選びましょう。
【手順11】天場を合わす
基準石と外側の石に木をまたがらせ、天場を決めていきます。水平器をつかって石の上面が水平であることも確認。
【手順12】天場の微調整
トンカチを使って、天場を微調整します。上面が揃っていないと、つまずいたりの原因になります。
【手順13】目地
目地部分に、モルタルを入れ、目地ゴテで仕上げていきます。水の通り道になりますので、水勾配を考え丁寧に仕上げます。
【手順14】目地洗い
刷毛を使い、目地のモルタル表面をきれいに仕上げます。その時、石についたモルタルも水できれいに流します。
【手順15】出来上がり
初めての敷石経験で、これだけ仕上れば、上出来。欲を言えば、石の大きさでアクセントがつけれればもっときれい。
目地部分は、最終に目地仕上げをします。
体験を終え、皆さんでコーヒータイム。敷石体験の感想をお聞きしました。
一応に満足。しかし、子どもと一緒にやるには、少し難しいかな?御影石はどのようにすれば入手できるか?などなど。楽しい一日体験でした。
次回も是非。の声もありましたので、機会をつくりたいと思います。
 
 
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